暑さ対策アップデート
‥‥Health column‥‥
「夏は暑いもの」と言っても、近年の暑さは昔と質が大きく変わりました。かつては「気合いや我慢で乗り切る」が通用した場面でも、今では命に関わる危険があります。だからこそ、ご自身の体を守るためにも、暑さ対策を「今の暑さ」へアップデートしていきましょう。
例えば、昔は「のどが渇いてから飲む」という方も多かったのではないでしょうか。しかし、のどの渇きを感じた時点で、すでにペットボトル1本分(約600ml)もの水分が体から失われています。こまめな水分補給以外にも、お出かけ前や入浴の前など、汗をかく前の「先回りの水分補給」を心がけてみてくださいね。
さらに、外出から帰ったときにおすすめなのが「手のひら冷却」です。手のひらには体温を調節する特別な血管(AVA血管)が通っています。冷たい水に手を浸したり、冷やしたペットボトルなどを5〜10分ほど両手で握るだけで、冷えた血液が全身を巡り、効率よく体の中にこもった熱を逃がしてくれますよ。
そして、実は熱中症の約4割は「夜間・室内」で起きています。「冷えると体に悪いから」と寝る時にクーラーを消すのは今や危険です。寝る前に部屋の室温を26℃くらいにしておき、28℃くらいの設定で朝までつけっぱなしにして寝るのがおススメです。
暑さやのどの渇きを感じるセンサーは年齢とともに鈍くなっていきます。感覚だけに頼らず、「室温計を見てエアコンをつける」「時間を決めてお茶を飲む」といった工夫を取り入れて、夏を元気に乗り切っていきましょう!
・・・・・・おわりに・・・・・・
サッカーワールドカップ、観戦されてますか?
連日の熱戦に、ついつい夜更かしをしてしまった方も多いのではないでしょうか。世界のトップ選手たちが全力で走る姿を見ていると、こちらまで元気をもらえますよね。
大会は7月19日に決勝を迎えます。寝不足ですと熱中症になりやすいという研究もありますから、体調にはくれぐれも気を付けつつ、世界一が決まる瞬間を見届けましょう!